社会人になってから金銭感覚のリミッターが外れてしまった

たみこさん / 女性 / 29歳 / 社会人

社会人になった春、学生だった頃とは比較にならないお給料を手にした。仕事柄、インセンティブがあり、成績を上げるほど大きいお金が手に入るようになった。今思えば、愚かなことではあるが、社会に出たての自分にはわからなかった。飲食店でアルバイトをしていた学生の頃は、賄いがあったので食費には困らなかったし、普通に食べに行けば割引されて食べられたし、おいしいご飯に慣れてしまっていたので、社会人になってからも”そこらのファミレスで軽く済ます”という事が出来なかったし、それがカッコイイと思っていた。また、母が美容系の仕事をしていたこともあり、”基礎化粧品はいいものを使いなさい”と言われていた。お給料の使い道は、家賃・食費・服飾費・奨学金の返済に充てられていくのだが、”おいしいご飯を食べたい””いい化粧品を使いたい”と、日々の収入と支出のバランスも考えず使いたい放題だったものだ。

そしてお給料日が近くなると、当然お財布の中身が少なくなっていく。

そこで、クレジットカードについているキャッシングという機能に興味を持った。普通に銀行からお金を下ろすのと同じ作業で、クレジットカードから現金を引き出せた。自分の財布から3万円出すのは間違いなくためらうのに、キャッシングで3万円出すのはまったくためらいがなかった。

本当に考えナシだったと思う。

「3万円借りたら、毎月1万ずつ返せば3ヶ月だし」と軽い気持ちだった。当然、翌月は1万円返済に充てるので給料が1万円少ないことになる。このようなお金の使い方をしている私が、クレジットカードを使っていないわけがないのでクレジットカードの返済もある。こうして、世に言う自転車操業が始まる。返済分を引き出してそれで返済し、返済した分はまた借り入れる。首が回らなくなるのにも時間がかからなかったが、気付くまでにはかなりの時間を要した。
なぜなら、”稼げばいい”と思っていたし、実際によい成績を出した時にはすぐに返済できる金額のお給料が入ってきていたからだ。

しかし、転職してやっと気付くことができた。
転職先は普通の事務仕事でインセンティブなどない。
自分の時間が作れるようになったが、お給料は激減した。
ここでやっと自分の懐事情を見つめなおすことが出来た。

なんと遅いことであろうか。

月々の収入がいくらで、食費はいくらまで切り詰めることが出来て、何に使いたいか、何は我慢できるか、やっと考えるようになった。それでも今までのツケはあまりに大きく、返しても返しても利息分を引かれると返済に充てられる分はナカナカ減らない。そのおかげか、今では食事は毎日作るようになり、服飾費もほとんどかからない生活になった。

なんと高い授業料なのだろうか。

お金が足りないと思っても、軽い気持ちでキャッシングするのは絶対にしないと誓っているし、日々の買い物もクレジットカードはどうしてもという時以外は使わないと思っている。

インセンティブが原因か失敗は元凶を取り除くことにつきますね

ほんと、お金の魔力というか難しいところで、人間はお金に支配されたらおしまい。いくら稼いでも使い切ってしまい結果的にお金を使うだけの容量が上がってしまうのですよね。悪い面だけでなく、表面的な生活は充実しますし、内面も満たされる側面もありますが、お金に支配されてはいけないというのはこういうことですね。

よく、恋愛の失敗は恋愛でしか借りを返せないなんていいますが、今回の例はインセンティブの借りはインセンティブで返したというところでしょうか。

一度失敗していい面悪い面学んだかと思います。是非宣言されている様に必要な時にだけにしてほしいなあって思いました。

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